店長日記
こんにちは!店長の松本です。
当店では、自社で製造した和ろうそく、絵ろうそくを販売しております。植物素材からできた伝統的な日本の和ろうそくをお届けしています。
店長日記はこちら >>
カレンダー
 |
今日 |
 |
定休日 |
|
絵ろうそくのお話

|
|

 |
絵ろうそくの原料は、植物のハゼの実の油から抽出した木蝋(もくろう)を主成分とした植物蝋を使用しておりますので、日常は、火を付けずに、お仏壇のお花の横にお供え頂ければ万一お花が枯れた時に、ご先祖様に対して失礼にならないという意味合いがございます。
そして、ご先祖様の大事な時(お盆、お彼岸、月命日など)にこそ火を灯して頂ければとてもありがたい功徳になると云われております。 |
|
|
 |
元来、絵ろうそくは東北や北信越を中心とした寒い地域の伝統的なろうそくでした。
冬になると雪で覆われお仏壇にお花が飾れなかったからです。
そこでたまたま和ろうそくが、植物のハゼの実の油から抽出した木蝋(もくろう)で出来ておりますので生活の知恵としてお花の絵を描いてお供えしたのが始まりと云われています。
今話題のNHKの大河ドラマ「天地人」・・・ご存じ上杉家のお話ですが今の新潟や山形県のお話です.
実はこの絵ろうそくの風習はあの直江兼続が活躍した戦国時代に誕生しその後は江戸時代になって参勤交代が始まり江戸への献上品としたことから全国に広まったという説もあります。
ドラマの中でもよく取り上げれていますが上杉謙信は毘沙門天を信仰するなどとても信仰心の厚い人だったようです。
お花をお供え出来ないのならこのような知恵が出てきても不思議ではありません。さらに山形の鶴岡や酒田など絵ろうそくの代表的な産地と上杉家の位置が近い事も益々信憑性が高いものと考えられます。
それと併せてこれらの地域が昔からハゼ蝋の前進、漆蝋の生産地であったことからも考えてあながち作り話ではないような気もします。
一方では会津地方が一番最初に考えたという説もあり、今となってどちらが先なのかは解りませんがいづれにして先人たちの知恵には頭が下がる想いです。 |
|
2012-09-27 18:22
絵ろうそくの使い方
 |
絵ろうそくは火を付けずにお花の横に飾って頂ければ万が一お花が枯れた時やお花が飾れない時にお花代わりが出来ます。
絵ろうそくは植物性の蝋を使用した和ろうそくに絵付けをしたものです。
仏様にとっては一番のご馳走なのです。
私たちは出掛ける時、記念日の時、特別な時などいい服を着たり、おいしいお食事を食べたりします。
どうか仏様の大事な時には「いいお花で、いいお線香(お香)で、そして和ろうそく、絵ろうそくで」おもてなしをしてあげて下さい。
|
散華(さんげ)の意味合い
散華とはお釈迦様をお迎えする時に、歓迎の意を表するため、華を降らしたという故事にちなんで行われると云う事です。
お寺で法要をする時に、諸仏を供養するため花や葉を撒き散らします。
法要に散華を行うのは、華の芳香によって悪い鬼神などを退却させ、道場を清めて仏を迎えるためとされるています
元々は蓮などの生花が使われていましたが、現在は蓮の形を模った色紙で代用することが多いそうです。その形から分かるように蓮華を模していて、これはお釈迦さまと深い繋がりがあり、葬儀など仏を供養する場で撒かれることもあります。
開眼(かいげん)法要や寺院の落慶法要では大量の散華が撒かれ、見ごたえがあります。
散華をコレクションにする人々もたくさんおられますが一般的にお寺などでこの散華を頂いたり、ひろわれたりした方は、お仏壇にお供えしとけばさらに良いと云われています。 |

元来、絵ろうそくは東北や北信越を中心とした寒い地域の伝統的なろうそくでした。
冬になると雪で覆われお仏壇にお花が飾れなかったからです。
そこでたまたま和ろうそくが、植物のハゼの実の油から抽出した
木蝋(もくろう)で出来ておりますので生活の知恵として
お花の絵を描いてお供えしたのが始まりと云われています。
話題のNHKの大河ドラマ「天地人」・・・
ご存じ上杉家のお話ですが今の新潟や山形県のお話です。
実はこの絵ろうそくの風習はあの直江兼続が活躍した戦国時代に誕生し
その後は江戸時代になって参勤交代が始まり江戸への献上品としたことか
ら全国に広まったという説もあります。
ドラマの中でもよく取り上げれていますが上杉謙信は毘沙門天を信仰するなど
とても信仰心の厚い人だったようです。
お花をお供え出来ないのならこのような知恵が出てきても不思議ではありません。
さらに山形の鶴岡や酒田など絵ろうそくの代表的な産地と
上杉家の位置が近い事も益々信憑性が高いものと考えられます。
それと併せてこれらの地域が昔からハゼ蝋の前進、漆蝋の生産地であったことからも
考えてあながち作り話ではないような気もします。
一方では会津地方が一番最初に考えたという説もあり、
今となってどちらが先なのかは解りませんが
いづれにして先人たちの知恵には頭が下がる想いです。
|
|